自衛隊は離島や山間部など、民間の救急搬送が困難な地域からの急患輸送を災害派遣の一環として実施しています。年間約400件以上の急患輸送が行われており、特に沖縄県の離島や小笠原諸島などでは自衛隊ヘリが唯一の高速搬送手段となっています。
急患輸送の要請は都道府県知事から出され、最寄りの基地や駐屯地から速やかにヘリコプターが出動します。夜間や悪天候の中での飛行を余儀なくされることも多く、パイロットと医療スタッフには高い技量と判断力が求められます。
この任務に従事する隊員たちは、一人の命を救うために風雨の中を飛び続けます。救急医療の地域格差を埋める自衛隊の急患輸送は、住民にとってかけがえのない命のインフラです。
※本記事は防衛省・自衛隊の公開情報からご紹介します。

