海上自衛隊では毎年、幹部候補生学校を卒業した新任幹部を乗せた練習艦隊が遠洋練習航海に出航します。約5か月間にわたり世界各国の港を訪問しながら、実践的なシーマンシップを身につける伝統的な教育航海です。
航海中、候補生たちは航海術、機関運転、通信、戦術など海上自衛官として必要な実務を学びます。荒天の外洋での操艦や、外国海軍との交流は、教室では得られない貴重な経験です。寄港地では各国の文化に触れ、国際感覚も養われます。
この遠洋練習航海は旧海軍時代から続く伝統であり、多くの先輩たちが同じ海路を辿ってきました。世界の海で鍛えられた若き幹部たちは、日本の海上防衛の未来を担う人材として成長していきます。
※本記事は防衛省の公開情報からご紹介しております。

