AIR BASE 築城基地 ── 西の空を守る第8航空団の、朝から夜まで

部隊・装備

福岡県の東部、周防灘に面した場所に航空自衛隊築城基地があります。読みは「ついき」。ここに置かれた第8航空団が、F-2戦闘機で西日本の空の守りにあたっています。その基地の一日を13分13秒かけて追った映像が、航空自衛隊チャンネルの「AIR BASE」シリーズで公開されています。

AIR BASE (Tsuiki A.B.)/13分13秒

13分のうち、戦闘機が空にいる時間はわずかです

残りは地上です。誘導路を歩く整備員。装備を担いで機体の下に潜り込む数人の手。管制、消防、気象。飛行は、その連なりのなかの一場面として出てきます。

基地は、行橋市・築上町・みやこ町の1市2町にまたがって広がっています。滑走路の先に海が見える立地で、映像でも地形がよく分かる。夜の場面も入ります。灯りのついた格納庫と、そこを歩く人影。13分は長く感じるかもしれませんが、途中で止めずに一度通したほうが、基地という場所の輪郭がつかめます。

24時間365日、誰かが待機している

第8航空団は西部航空方面隊の隷下部隊です。F-2戦闘機を主要装備として、対領空侵犯措置などの防空任務にあたっています。所在する第8飛行隊の愛称は「黒豹(ブラックパンサー)」。

対領空侵犯措置は、自衛隊法第84条に定められた任務です。外国の航空機が国際法規や航空法に違反して日本の領域の上空に侵入したとき、着陸させるか、退去させるための必要な措置をとる。報道で「スクランブル」と呼ばれる緊急発進は、その一部にあたります。

いつ起きるか分からない以上、24時間365日、誰かが待機していなければ成り立ちません。映像に写る夜の基地は、その待機の時間でもあります。

築城は「ついき」、町は「ちくじょう」

基地名の「築城」は「ついき」。ところが所在する自治体は「築上町(ちくじょうまち)」です。同じ字で読みが違う。旧・築城町が2006年に椎田町と合併して築上町になったためで、地図で探すときは注意が必要です。

「AIR BASE」シリーズは基地ごとに1本ずつ、全14本。千歳、那覇、小牧、新田原の回も公開されています。シリーズ全体については、当会の記事「AIR BASE ── 基地の一日を追う、航空自衛隊のドキュメンタリー」もあわせてどうぞ。


※ 上記動画は、防衛省・自衛隊の公式YouTubeチャンネルが公開する動画を、YouTube標準の埋め込みプレーヤーにより表示しているものです。動画の著作権は防衛省その他の権利者に帰属します。
出典:航空自衛隊チャンネル (JASDF Official Channel)(https://www.youtube.com/@JASDFchannel)
※ アイキャッチ画像:防衛省・自衛隊ウェブサイト(https://www.mod.go.jp/asdf/tsuiki/gallery/photograph.html)、PDL1.0
※ 本会は防衛省・自衛隊とは別個の民間団体であり、本記事の記述は当会によるものです。動画の内容に関するお問い合わせは防衛省・自衛隊へお願いいたします。
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