被災地に自衛隊が入ってまず求められるのは、水と、食事と、風呂です。令和6年能登半島地震で第13旅団の生活支援隊が行った給食支援の様子を、陸上自衛隊 広報チャンネルが1分7秒の映像に収めています。
生活支援隊(第13旅団)による給食支援/1分7秒
1分7秒に映るのは、大鍋と、待つ人の列
特別な場面はありません。屋外に据えられた炊具、湯気、盛り付ける手、そして受け取りに来た人の列。それだけです。
ただ、温かい食事が出てくるということは、水があり、燃料があり、器材が動いていて、それを扱える隊員がその場にいる、ということでもあります。避難所に鍋が置かれるまでに、いくつもの前提が揃っている。1分の映像は、その結果だけを見せています。
給食・給水・入浴は、需品科の仕事
陸上自衛隊で糧食や燃料を扱い、給水・入浴・洗濯などを担当するのは需品科という職種です。自衛官募集の公式ページでは、その業務を「糧食、燃料、需品器材や被服の補給・整備及び回収、給水・入浴・洗濯等」と説明しています。
戦うための職種ではありません。人が生活を続けるために必要なものを、必要な場所へ届け続ける職種です。災害派遣でこの職種が前に出てくるのは、被災地で足りなくなるのがまさにそこだから、ということになります。
「生活支援」という言葉の範囲
東日本大震災を扱った防衛白書には、給水支援について「被災地域や避難所に給水所を設置して定期的に給水するとともに避難所を巡回して給水する」「道が狭く車両の進入が難しい避難所や、水を運ぶことが困難な高齢者が多い避難所などでは、隊員が水を直接渡す」と書かれています。避難所の事情に合わせて、やり方を変えている。給食支援も同じ発想の延長線上にあります。
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出典:陸上自衛隊 広報チャンネル(https://www.youtube.com/@JGSDFchannel)
※ アイキャッチ画像:防衛省・自衛隊ウェブサイト(https://www.mod.go.jp/js/photo/saigai.html)、PDL1.0
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