2014年9月27日、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山が突如噴火し、登山客ら58名が犠牲となる戦後最悪の火山災害となりました。自衛隊は発災直後から災害派遣を実施し、延べ約7,600名の隊員が過酷な捜索救助活動にあたりました。
標高3,000メートル超の山頂付近は厚い火山灰に覆われ、有毒ガスの危険が常に伴う極めて困難な環境でした。隊員たちはガスマスクを装着しながら、一歩一歩灰を掘り返して行方不明者の捜索を続けました。ヘリコプターによる負傷者の搬送も危険と隣り合わせの任務でした。
この災害を教訓に、火山噴火時の初動対応や装備品の見直しが進められました。自然の猛威の前で隊員が示した使命感と忍耐は、多くの国民の記憶に深く刻まれています。
※本記事は防衛省・自衛隊の公開情報からご紹介します。

