過酷な訓練や災害派遣、海外任務に従事する自衛隊員のメンタルヘルスケアは、防衛省が組織を挙げて取り組む重要課題です。各部隊にはカウンセラーや心理幹部が配置され、定期的なストレスチェックや個別相談の体制が整備されています。
特に大規模災害派遣の後には、惨事ストレスへの対応としてデブリーフィング(振り返り面談)やフォローアップカウンセリングが実施されます。東日本大震災や熊本地震など、長期にわたる悲惨な現場を経験した隊員への心のケアは、帰還後も継続的に行われています。
近年は部隊のリーダーがメンタルヘルスの基礎知識を身につけるための教育も強化され、日常的な声かけや早期発見の意識が組織全体に浸透しつつあります。強い体と同時に健やかな心を維持することが、持続的な任務遂行の基盤です。
※本記事は防衛省の公開情報からご紹介します。

