陸上自衛隊の化学防護隊は、化学・生物・放射線・核(CBRN)兵器による攻撃やテロ、大規模な化学災害に対処する専門部隊です。全国の主要な師団・旅団に化学防護小隊が配置され、中央即応連隊には専門性の高い化学科部隊が編成されています。
1995年の地下鉄サリン事件では、陸上自衛隊の化学防護部隊が地下鉄構内の除染作業にあたり、その専門能力が広く知られるようになりました。以来、化学テロへの対処能力は一層強化され、定期的な訓練と装備の更新が続けられています。
隊員は防護マスクと防護衣を完全装着した状態での長時間活動訓練を重ね、有害物質の検知・同定・除染の技術を磨いています。見えない脅威に立ち向かうこの部隊の存在は、国民の安全を守る重要な盾です。
※本記事は陸上自衛隊の公開情報からご紹介します。

